エリザベス・オダは、AI、農業、ジェンダーの接点を専門とする研究者。コーネル大学で国際農業と農村開発の学士号を、ハワイ大学マノア校で分子生物科学と生物工学の修士号を取得。現在、東京を拠点に先進的なエンジニアリング・デザインの加速に取り組む新興企業、ブレイド・テクノロジーズの研究員。研究員として、さまざまな科学的機械学習手法を通じて、物理学と美学を融合させるツールを開発している。

キャスリーン・ブラウンは教育学博士で、久留米大学教授。30年以上にわたり、文系や医学・看護学科系で教育やカリキュラム開発に携わる。ニーズ分析、カリキュラム開発、プログラム評価を中心に研究。彼女の中核的価値観のひとつは、学術界およびSTEM分野の女性のリーダーシップ・スキルの成長を支援・育成することである。ワークライフバランスを追求するため、フラメンコを習ったり、地元の温泉巡りとも楽しんでいる。

メリッサ・ベルナルディーノは、日本の環境・エンジニアリング業界で活躍する地球物理学者である。米国カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で地球科学の理学士号（物理学副専攻）を取得。コロラド大学ボルダー校（米国コロラド州）で地球物理学の博士号を取得。博士論文のテーマは地震学で、遠方の地震を利用して米国カリフォルニア州のシエラネバダ山脈の上部マントルのトモグラム（画像）を作成し、山脈がどのように形成されるかをより深く理解した。メリッサは、科学の連帯、科学におけるメンタルヘルスとウェルネス、そして他の科学分野について学ぶことに関心がある。

三木本ディーナは化学の学位を取得してロモノーソフ・モスクワ国立大学を卒業し、その後博士号を二つ取得しました。1つは抗マラリア薬アルテミシニンの検出用バイオセンサーの開発で（ロモノソフ・モスクワ国立大学）、もう1つは糖尿病モデルとしてのバイオ人工膵島の開発で（横浜国立大学）。現在は東京大学の研究員として、皮膚の痛みを感知する神経細胞に影響を及ぼす糖尿病の合併症モデルの開発に取り組んでいる。発生・幹細胞生物学者のグローバルコミュニティーに向けた彼女のサイエンスコミュニケーション記事はこちらからご覧いただけます。

メラニー・ディーブルはニューメキシコ鉱山技術大学を卒業し、機械工学の学士号と航空宇宙工学のキャップストーンワークを取得した。現在、愛媛県で英語指導助手（ALT）として働いています。JETプログラム終了後は、エンジニアとして働き始める予定です。

ワイシュナヴィ・タークルは東京大学の博士課程に在籍。電気工学の基礎を持つ彼女は、再生可能エネルギー技術とその応用の可能性を探求することに情熱を注いでいる。学術的な探求に加え、ヴァイシュナビは様々な組織と協力し、誰もが歓迎され、科学技術への情熱を追求する力を与えられるような環境作りに取り組んでいる。自由時間には、新しい料理に挑戦すること、読書、ハイキングを楽しんでいる。

リアンは慶應義塾大学の学部4年生で、分子生物学、細胞生物学、ゲノム生物学を専攻し、先端生物科学の学術的集中の中で生物情報学を専攻しています。 彼女の研究関心は、神経科学における免疫学と病理学を含み、神経炎症と免疫調節メカニズムに焦点を当てています。 リアンは、科学コミュニケーションとメンタリングの提唱を通じて、科学におけるバリアフリーで平等な機会を育成することに専念しています。彼女は、Journal for Young Investigatorsの副編集者として、Science Mentorship Instituteで生物学および神経科学の研究メンターを務めています。しかし、大学院の研究を進める前に、リアンはインターンシップや研究経験を通して一般的な免疫生物学についての理解を深めることを目指しています。 暇なとき、リアンはジャズカフェやお茶店を探して東京を飛び回っています

グレイシー・モヤナは九州大学大学院地球資源工学専攻鉱物処理学修士課程在籍。2016年にジンバブエのブラワヨにあるNUSTで化学工学の学士号を取得し、冶金学者として金鉱業界で働く。ルパネ州立大学でモニタリングと評価の理学士号も取得。現在の研究は、微生物種と固体鉱山廃棄物を用いた鉱山廃水（酸性鉱山排水）からのヒ素除去を目的としている。その目的は、あらゆるものを再利用しリサイクルする必要性を強化するために、プロセスをできるだけ効率的かつ安価にすることである。余暇は読書、料理、観光を楽しんでいる。

ネガール・カリリは、九州大学で認知科学の修士課程に在籍しています。研究では、人々が不確実な状況下でどのように意思決定を行うのか、特にその過程における眼球運動の役割について探求しています。認知バイアスについて学び、人々がより良い選択を行えるようにするための技術開発に強い関心を持っています。 趣味は、散歩をしたり、美味しい紅茶を飲んだりすることです。

アディヤ・コブランディはデジタル・ビジネス＆イノベーション専攻で、データ・サイエンスとコーディングに没頭している。彼女はテクノロジーに大きな情熱を持っており、料理の極意からグラフィックデザインの創造性まで、あらゆる種類の興味を探求するのが大好きだ。勉強が忙しくないときは、コーヒーの淹れ方を試したり、世界中の豆をテイスティングしたりしている。彼女は継続的な学習に専念しており、自分のスキルを有意義な方法で生かすために新しいことに挑戦するのが大好きだ。

リヤ・ジョシは早稲田大学で土木環境工学を専攻する1年生。ネパール系民族でありながら東京で育ったサードカルチャー・キッドであることを誇りに思っている。男女平等とSTEM分野における女性の公正な機会の提唱に深く情熱を注ぎ、男女平等が包括的なコミュニティを育む未来を思い描いている。リヤはエンジニアリングを、特にスマートシティ、農村地域、持続可能な開発目標に沿った高度なインフラの開発など、社会の前向きな変革の触媒として捉えている。彼女はまた、複雑な課題を解決し、世界的な回復力を強化するために、エンジニアリングの実践における人工知能とテクノロジーの変革の可能性を探求することに意欲的である。リヤは、エンジニアリングの進歩を共有し、発展途上国の成長を支援すると同時に、先進国の進歩も支援することの重要性を強調している。さらに、彼女は川辺の散歩やカフェ巡りを楽しみ、世界中の多様な料理を堪能する大のグルメでもある。

ネギンは現在、京都大学で生態学と動物行動学を専攻し、修士課程2年目に在籍している。イランでバイオテクノロジーの学士号を取得し、屋久島に侵入したタヌキの基本的な行動と地域の生態系への影響を研究するための遺伝子解析のスキルを身につけた。ネギンは動物の社会的行動や環境との相互作用に強い関心を抱いており、それが生物多様性や野生動物保護の仕事に就きたいという情熱の原動力となっている。彼女はSTEM分野における包括性とアクセシビリティの重要性を強く信じており、科学コミュニケーションの取り組みや活動に参加することで、この目標に貢献することを目指している。研究室でたぬきの遺伝暗号を調べていないときは、映画やドキュメンタリーを見たり、ウクレレを弾いたりしている。

メグは立命館アジア太平洋大学で環境と開発を専攻。大学や国内のハッカソンに参加し、持続可能なデザインへの興味を育む。東京に引っ越してからは、多くのスタートアップやクリエイティブなコミュニティ、組織でボランティアとして活動し、コミュニティを包括的で持続可能なものにするものは何かを学ぶことを目指している。勉強以外の時間は、架空の物語を書いたり、KPOPを踊ったりしている。